8.ボトックス注射
ボトックス注射
ボトックスとは、いずしなどの食中毒の原因物質として知られているボツリヌス毒素を、医療用薬物に精製した薬剤です。1980年代から本格的に医学へ応用され現在広く普及しています。 効果は、からだ一定部位に注射すると、その辺りの異常な筋収縮を和らげたり、過剰な発汗を抑えたりします。
片側顔面けいれん
片側のまぶたや頬の筋肉が、勝手にぴくぴく動いてしまい、何週間たっても治らない病気です。
眼瞼(がんけん)けいれん
両側の眼瞼がかってに閉じ、開いていられなくなります。なかなか治らないドライアイや、光がまぶしいなどの眼科の症状で発症することが多いです。
痙性斜頚
首の筋肉が緊張し、首が曲がってしまい真っ直ぐに保つことができなくなります。若い方に多く発症します。
四肢の痙縮
脳卒中、小児麻痺、脊髄の病気のあとに、手や足の筋肉が固くなって、伸びなくなったり、日常生活が不自由になっている状態です。
重症腋窩(えきか)多汗症
暑くもないのにわきに大量に汗をかきます。
以上の症状のある方はご相談下さい。この治療は同意書が必要であり登録制になります。
(当院ではボトックスによるしわ取りなどの美容外科は行っておりません。)