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治療方法

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痛みの診療所です

ペインクリニックとは「痛みの診療所」という意味です。

 
腰痛、肩こり、五十肩、片頭痛、膝の痛みなど、私たちが日常遭遇する、あるいは耳にする、しかし治りづらい痛みにペインクリニックがお役に立ちます。

 

帯状疱疹(たいじょうほうしん)という、痛みをともなう皮膚病も、実はペインクリニックの最も得意とする疾患です。また、骨折後の古傷が痛む、などもあきらめずにご相談下さい。

 

ペインクリニックの治療の主体は神経ブロック療法です。

 
痛みを和らげるだけでなく、血流をよくする効果もあるため、痛み以外の疾患、例えば鼻アレルギー、顔面麻痺、自律神経失調症にも効果があります。

当院では超音波診断装置(エコー)を神経ブロック、診断にもちいており、より安全で確実な治療を行っております。

 

リハビリテーション

 

痛みが生じるとそれまで問題なくできていたことが思うようにできなくなります。痛みの悪循環として、痛いから動かなくなり、その部分の状態がさらに悪くなり、痛みが増悪している可能性があります。
このような症状の方に有効なのがリハビリテーションです。
当院では専任の理学療法士が患者様の状態を分析して、症状に合わせた身体のメンテナンス方法をご提案させて頂き、生活習慣の修正を促すことで症状の改善と再発予防に努めます

 

【実施内容】

 

徒手療法:徒手にて筋肉や関節を動かしやすい状態にしていきます
物理療法:電気治療器(立体干渉波など)、超音波治療器を用いて、炎症への介入や筋肉への刺激を行い動きやすい状態を作り出します

自主運動提案:自宅で行う軽い負荷の運動や負担の少ない生活動作の提案など

*これらを医師によるブロック注射や薬物療法と併用しながら実施していきます。

 

電気治療器

超音波検査機

 

【リハビリスタッフについて】

 

理学療法士2名が在籍し、外来(1回約40分)のリハビリを個別担当制で行っています。

 

リハビリ室

 

【リハビリテーションの対象疾患例】

 

上肢:肩腱板損傷、肩関節周囲炎、肩石灰性腱炎、手根管症候群など
下肢:変形性膝関節症、股関節症、足関節症、足底腱膜炎など
脊柱:変形性腰椎症、腰部脊柱管狭窄症、頚椎症性神経根症、腰椎椎間板ヘルニアなど

上記に加え、その他痛みを伴う症状にも対応しております。

*リハビリを行う場合は必ず医師の診察を受けていただき、医師の指示に基づいてリハビリを行います。

 

 

【リハビリスタッフ所属学会及び取得資格】

 

日本理学療法士協会
日本ペインクリニック学会
登録理学療法士
認定理学療法士(運動器・疼痛管理)

 

【当院申請の施設基準について】

 

運動器リハビリテーション料(Ⅱ)
脳血管疾患リハビリテーション料(Ⅲ)

*当院の外来リハビリでは要介護被保険者の患者様に対応したリハビリは行っていません。
 
 

【当院の活動実績】

<学会発表>

第27回日本物理理学療法学会学術大会 2019年10月19日・20日 東京 PT大杉
「立体干渉波電流刺激による神経筋電気刺激療法の筋活動と運動機能に及ぼす効果の検討」

 

第72回北海道理学療法士学術大会 2021年5月22日・23日 web PT山崎
「ペインクリニックで外来リハビリテーション介入している高齢患者のフレイル有病率と特徴」

 

第57回ペインクリニック学会 2023年7月13日 ~ 15日 佐賀 PT山崎
「ペインクリニックにおいて外来リハビリを受け慢性痛を有する高齢運動器疾患患者のフレイル有症率と特徴」

 

<論 文>

北海道理学療法 39巻 2022年 PT山崎
「ペインクリニックで外来リハビリテーション介入している高齢運動器疾患患者のフレイル有症率と特徴 – 基本チェックリストを用いた横断研究 -」